従来のCOMELZ 社の自動裁断機は 裁断機側で天然皮革等の材料は裁断機正面の
コンベアー上に材料を広げ 裁断機オペレーターがオーダー（生産数量、生産するサイズ等）からパーツを表示用のレーザーで表示させ傷等を避けてネスティングをして 裁断します。

自動裁断機は 材料を広げる部分が比較的狭く コンベアーで送りながら裁断とネスティングを同時に行なう必要があります。
ネスティングテーブル NEK を使用した場合は 材料を広げる部分が広く 材料の
データー（大きさ、傷、部分的な品質等）をカメラで取得しているので効率良くネスティングすることができます。

裁断機側のオペレーターも予め材料のデーター又はネスティングデーターが出来上がって
いるので 材料データーにネスティングを自動で行なうか ネスティングデーターが
出来ていれば 材料をバーコードで認識させると 材料の外形が表示用レーザーで表示され
材料をコンベアー上に広げ レーザー表示を材料外形に合わせ 裁断開始を指示すると
裁断が開始されます。

裁断機のオペレーターは特に天然皮革の裁断に対する知識を必要としません。